片手でも手軽に使える、小型の電動チェーンソーが最近では購入する方も増えており、各メーカーからさまざまな小型の電動チェーンソーが販売されています。
そんな中、私たち夫婦も林業をナリワイにする中で、
「電動チェーンソーとしても使えて、かつ高枝剪定もできる電動道具」
が欲しいなと思っていました。
なくても、今ある道具でできるんだけど、やっぱりあったら便利!
ということで、今回は「電動チェーンソー」としての役割も果たし、さらには「高枝剪定仕様」としても使える、1台2役の便利な道具をご紹介していきます!
※今回の商品はYouTubeでのタイアップ企画として商品提供をいただいています。
Contents
小型の電動チェーンソーを選ぶポイント
写真は夫婦それぞれ愛用している、エンジンのチェーンソーですが、ここではバッテリー式の電動チェーンソーをご紹介していきます!
エンジン式はパワーはあるけど、ちょっとしたときに使うのにバッテリー式のがあれば便利だなあと思っていたよ。
小型の電動チェーンソーで重視したいポイントをここでは3つご紹介します。
①重量
今回ご紹介するのは、は「電動チェーンソー」としての役割も果たし、さらには「高枝剪定仕様」としても使える、1台2役の道具。
Kebtekというメーカーから出ている商品で、6インチのものを選びました。
1.15kgという軽量さですが、メーカーによってはもっと軽量なものも。
このKebtekの商品を使いたいと思った決め手は、やっぱり「高枝剪定仕様」になるから、私たち夫婦はこの商品を選びました。
②メンテナンス性
やっぱりこれもめちゃくちゃ大事です。
道具を長持ちして使うには、掃除を含めたメンテナンスが必須。
Kebtekの小型電動チェーンソーを注文すると、このようにお手入れができるツールキットも付属でついてきました!
小型電動チェーンソーとはいえ、チェーン部分を潤滑させるのに「チェーンオイル」は必須。
本体部分に入れる場所があるので、これは切らさないように要注意!
③稼働時間
作業現場で使うのであれば、もちろんバッテリーの予備は用意しますが、稼働時間も重要視したいところです。
予備のバッテリーの付属がついているのか、また充電して満充電までどのくらいの時間がかかるかなども購入の検討材料になるのではないかと思います。
Kebtekの高枝電動のこぎりを実際に使ってみた
まずは商品概要をさらっとご紹介!
- 電圧18V
- 定格出力は700W
- チェーン速度は1秒あたり7.5m
- 最大切断径10-13cm
- ガイドプレートは6インチ(約15cm)
- チェーンのピッチは1/4インチ(6.35mm)
- スプロケットの丁数は6つ
- チェーンオイルは自動で潤滑される!
意外と太いのが切れる!
刈払機だとしんどいのがいけるのはいいね。
まずは構造理解のためバラして組み立てる
せっかくなので、まずはバッテリーを外して安全な状態で、構造理解のためにバラしてみます。
カバーを外すと、ソーチェーンをまわす「スプロケット」という部品がみえてきます。
そのそばにある「テンションシート」というところで、チェーンを張る仕組みになっており、ガイドバーをテンションシートに押し付けると、バーが簡単に外れるようになっています。
外したガイドバーとチェーンを戻るには、外した逆のようにして戻します。
まずはガイドバーを押し当てて、そこにチェーンをつけます。
バーの溝とスプロケットにチェーンがハマっていることをしっかり確認!
このときに刃の向きを間違えると大変!間違えないように気をつけてくださいね。
このときにテンションシートに寄せながらはめて、あとはチェーンの張りは自動で調整してくれるので、これで元に戻せたことになります。
最後にカバーを戻したらOK!
使っていくうちに、このチェーンもゆるんでいき、そうなると危険性が増すので、ゆるくなってきたら交換しましょう。
いざ始動!
本体にバッテリーを装着し、3秒間長押しで電源がオンになります。
一定時間使用していないとスリープ状態になるようにも設計されており、安全機構が徹底されているのもよくわかります。誤作動がなにより怖いですからね…。
電源はマキタのものと互換性があり、それも嬉しいポイント!
安全スイッチは左右両側についており、保護バーがトリガーの前についているので安心。
ただし、保護バーの形状をみると、右利き仕様っぽい感じです。
この保護バーは、使用中などにチェーンが万が一切れた時に、手の方にまわってこないようにつけられています。
あとは安全スイッチとトリガーを両方押すと、動き始めます!
高枝仕様にしてみた
ポールが別でついてきている、Kebtekのこちらの商品。
なんと付属の伸縮式延長ポールをつけると、最大1.7mにまで伸びます!長い!
夫・バタの身長は175cmほどあるので、あまり変わらない長さ。
バッテリーは手持ち部分につけていますが、やはりこれだけ伸ばしきると、先端が重くて操作も少し大変…!
ばたやん
付属で肩掛けベルトがついていないものもあるようですが、こちらは肩掛けベルトつきなので、これがあるとないとではやはり大違い…!
そして、さっそく高枝剪定仕様で使ってみました。
チェーンソーなので、切断面が荒くなるため、最終仕上げは手鋸でやるのが理想的ですが、やっぱり下から作業できると圧倒的に楽です。
小型電動チェーンソーとしての性能は?
このKebtekの6インチのバーの小型電動チェーンソーの場合、切断径は10-13cmが限度とされています。
実際に手元にあった4cmほどの径の小枝を切ってみたところ、これくらいなら余裕でスパッと、気持ちがいいくらい切れます。
特殊伐採や剪定現場でもよく使われている、トップハンドルのエンジン式のチェーンソーは手軽でいいのですが、片手使用がNG。
その点、このKebtekの小型電動チェーンソーはもともとの作りが片手使用になっているので、気兼ねなく片手で使えるのがありがたいですね…。
女性でキャンパーとかアウトドア好きな方でも手軽に使えそうだからいいですよね!
とはいえ、キックバックという意図せず跳ねてしまう現象が起きる可能性はあるので、十分に電動道具の危険性を理解した上で使用したいところです。
目的にあった道具を選んで使おう
以上、Kebtekの1台2役として使える便利な道具をご紹介してきました。
上記のAmazonのページから「チェーンソー単体のみ」や「ポール」などそれぞれ別売りでも購入できるようになっています。
とりあえず小型電動チェーンソーがほしいから本体だけ購入して、使っていて高枝仕様にしたいと思ったら、あとからポールを追加購入…なんてのもアリですね。
私たち夫婦の目的としては「剪定」だったので、この延長ポールは必須でしたが、そもそも剪定することがなければ必要ないですよね。
ポールなしでも、小型電動チェーンソーとしても十分に性能はよく、日常使いできる商品だと思うので、今回ご紹介してきましたが、小型電動チェーンソーを購入検討している方のなにかしらの参考になればうれしいです!
詳細は動画でも説明していますので、気になる方はこちらもぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ばたやん
お互い安全第一で楽しみましょう&がんばりましょう!